ailia_tracker
1.0.0.0
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本ページでは、CとC#で共通に使用できる機能を解説します。
物体検知モデルとして、yolox_sが使用可能です。また、物体追跡モデルとして、BYTETrackが使用可能です。
トラッキング結果として、下記の内容が取得可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
id | トラッキングID |
category | トラッキング対象の物体のカテゴリ |
prob | 物体検知実行時の推論確率 |
x | バウンディングボックスの左上X位置(0が右端、1が左端) |
y | バウンディングボックスの左上Y位置(0が上端、1が下端) |
w | バウンディングボックスの横幅 |
h | バウンディングボックスの縦幅 |
ailiaTrackerGetObjectで取得できるAILAITrackerObjectインスタンスのcategoryに対象物体のカテゴリが含まれています。そのため、例えば人のみの追跡結果を利用したい場合は対応カテゴリが0なので、categoryが0であるAILIATrackerObjectを利用するようにフィルタリングいただくことで実現することが可能です。
物体検知を実行する際に、WindowsとLinux環境ではcuDNNを使用したGPU推論が可能です。 cuDNNを使用するには、NVIDIAのサイトから、CUDA ToolkitとcuDNNをインストールする必要があります。
CUDA Toolkitはインストーラに沿ってインストールしてください。cuDNNはダウンロードと解凍の後に、環境変数のPATHに通してください。cuDNNのダウンロードにはNVIDIAのデベロッパー登録が必要です。